会山行紀行文 10.6.20(日)
〜21日(月)
NO.59  
大朝日岳・1870m
参加者17名
(男6・女11)
1709 M/N

                                                   *画像提供は2070 S/Fさんです。

≪コースタイム≫
  6月20日日 新潟駅南口4:00=古寺鉱泉登り口8:30〜古寺山11:30〜小朝日岳13:30〜
       大朝日岳避難小屋15:10 (泊)
 6月21日 朝日小屋5:40〜大朝日岳6:00〜西朝日岳8:00〜竜門山9:00〜古寺鉱泉19:00
       =新潟駅南口23:15

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 天気予報は、寒気の南下で悪天候を予報していたが、マイクロバスから望む空模様は今日一日大丈夫と思われた。しかし、最近の予報は正確。
 登山口に到着した直後から、バケツをひっくり返す豪雨。バスの中で天候回復を待つこと30分。小降りになった頃を見計らって出発した。

雨宿りしてから出発 古寺鉱泉 橋を渡って歩きだす
古寺山手前の雪渓を登る 古寺山での昼食 小朝日岳山頂にて

 道中、雨具の着脱を繰り返しながら、小朝日岳を経て大朝日岳小屋に到着。途中、大雪渓があり、参加者全員アイゼンを装着して安全歩行を実践。

大朝日岳に向かって アイゼンを装着して急登を行く 小屋は貸切、かんぱ〜い!

 小屋は貸切。
夕食は、雪渓で切り取った雪で冷やした缶ビールで乾杯。収穫したウド・アブラコシ等を素材に調理人の絶妙な味付けに舌鼓を打ち宴たけなわとなった。

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 今日も雨模様。突風が時おり吹きつけ、前日を上回る悪天候になった。小屋を出発し、大朝日岳の山頂に立ったものの、早々に下山。

西旭岳に向かう しばし休憩 大朝日岳
大朝日小屋にて 大朝日岳山頂

 濃霧のため大朝日岳、小朝日岳のシャッターチャンスは、中岳に向かう途中一回あったに過ぎなかったが、ハクサンイチゲ、コイワカガミ、ウスユキソウ、ダイコンソウなど山の花は十分に堪能することが出来た。

 お花畑も終わり、竜門山から日暮沢小屋へ下る尾根道が雪渓に埋もれていて分からなくなっていた。
しばしの間、リーダー、サブリーダーが手分けして登山道の探索を行ったが見当たらず、コース変更をしなければならなくなる。相当ハードな道程になるが、来た道を戻ることに決定した。
の難易度にも耐えられる!!」を口々に言いながら、参加者全員励まし合って無事に小寺鉱泉へと下山した。

 あまり天候には恵まれなかったものの、花あり、小屋泊の宴会ありの楽しい山行だった。
天候の事などを考えて初日の出発を早めて余裕のある行程にしたり、雪の為に登山道がハッキリしない所は、遠回りでも安全な道を選んだリーダーの判断は大正解だった。   (おわり)