会山行紀行文 10.6.12(土)
    晴れ 
NO.53  
磐梯山・1817m
参加者36名
(男18・女18)
1642 M/W

                                          *画像の提供は、1633S/Sさんです。

≪コースタイム≫
  新潟駅6:05=猪苗代スキー場表登山口8:20〜一合目天の庭9:30〜沼の平10:30〜三合目天狗の岩11:00
  〜四合目弘法清水11:25〜五合目磐梯山頂(12:00〜13:00)〜天狗の岩13;45〜火口原14:45〜
  裏磐梯スキー場15:40=ラビスパ磐梯(入浴)=新潟駅 19:10

 梅雨前の晴天に恵まれ、中川リーダーのもと36名で会津の秀峰・磐梯山を表登山口から裏磐梯へ縦走しました。
磐越道から表登山口のある猪苗代スキー場に到着。 新緑も清々しい急斜面のゲレンデを登りつめると”表登山口”とあり、ここから岩がゴロゴロした登山道が始まりました。

猪苗代スキ−場から歩き始めます ヤマツツジ 沼の平から稜線を望む

 ”天の庭”という素敵な名の広場もあり、木立も涼しい”沼の平”では、残雪を残す磐梯山も見えてきました。ムラサキヤシオやヤマハタザオの白い花も咲く美しい湿地を抜けると、木々は次第に低木となり、日差しも暑い櫛が峰の鞍部、噴火口上部に出ました。
景色は一変して素晴らしい展望が広がり、荒々しい茶褐色のえぐれた山肌とこれから挑む急峻な山頂が目の前にそびえていました。

水芭蕉 沼ノ平表示板 弘法清水

 稜線上をたどり、湧き出る冷たい黄金の水で元気をつけ、ガレた急登を”弘法清水”に。ここから頂上直下を最後の力で一気に登りつめ12時山頂に到着。
 「なぜか山頂は五合目?」・・・・・富士山の五合目と同じ高さとの一説もあり、360度の展望と青空に浮かぶ会津の山々を見渡しながら、全員元気な笑顔で乾杯!、おかずの飛び交う楽しいひと時をすごしました。

櫛ヶ峰絶壁 弘法清水から火高原に向かって下山 ミヤマキンバイ

 下山路は一旦往路の弘法清水を下り、噴火口上部の鞍部から、いよいよ火口原へ下るコースへ。ザレた道を私達の長いパーティだけが下って行きました。
 周りは裏磐梯特有の茶褐色の荒々しい旧噴火跡、圧倒的な迫力で目の前に迫る大自然のダイナミックスは、見飽きることがありません。田部井淳子さんお勧めのコースと聞き、充分に納得できました。 

山頂で集合写真

 

 ザレた道の途中から急降下となり、ロープや鉄筋につかまりながらようやく火口原分岐にたどり着きました。
 岩がゴロゴロしてかすかに硫黄の匂いがする岩火口原を横切り、裏磐梯登山口へ。 
 さらにスキー場の長いゲレンデを下り、15:40 全員元気に下山しました。

 異次元に入り込んだような裏磐梯の印象は強烈で、山容を振り返る毎に、よくがんばったものだと、全員感激致しました。
中川リーダーと同行の皆様、素晴らしい山行ありがとうございました。      (おわり)