会山行紀行文 10.5.29(土)
     〜30日(日) 
NO.44  
甲武信岳・2475m
参加者19名
(男5・女14)
2077 S/S

≪コースタイム≫
  29日(土) 新潟駅南口6:00=毛木平P11:15出発−八丁坂12:25−十文字小屋13:05-大山14:00−
         三宝山16:40−甲武信小屋16:30
  30日(日) 甲武信小屋6:05−甲武信岳頂上6:25−千曲川源流7:15ナメ滝8:40−毛木平P10:10=
         新潟駅南口解散16:50 
(29日) 
   5月最後の週末なのに朝は寒い、今日は日本百名山甲武信岳山行だ!  

 関東方面も午後から天気は雨模様との予報を気にしながら、バスは順調に信越道から上信道佐久ICへ。
 4時間ほどで標高1450m毛木平Pに到着した。広い駐車場も満タン状態。
 
 今日の健脚揃い19人のルートは、分岐脇源流拝霧橋を渡り十文字峠、三宝山から甲武信小屋への長丁場です。
毛木平P 千曲川源流拝霧橋 八丁坂
十文小屋 小屋付近の石楠花 大山

 冷たい風の中、新芽息吹く唐松林の小枝の散乱した風景が続く山道を2時間、石楠花が咲く十文字小屋に到着した。この石楠花目当てに日帰りトレッキングの人も多いようだ。
 ひと休み後、我々は先を急がねば・・・。大山から武信白岩山の鎖場を過ぎた頃から小雨が、三方山付近で落雷の音を気にしながら足早に、雨音も早くなった。

武信白岩山 尻岩 三宝山

 駐車場から5時間半程歩いて、ようやく樹間から雨とガスに靄つた小屋が見えてきた。さすが楽山会員!、誰一人遅れる事無く無事到着。小屋は過密状態、冷たい雨が下着へ浸透して寒い。
 ようやく部屋が宛がわれ、身支度を終えると早速乾杯、カンパイ!ご苦労様!。 ちなみに夕食はカレーライスでした。

一等三角点 甲武信小屋

(30日)
 夜中の雨音も消え、階下の音で目覚めると東の空が少し明るい、「天気良いよ!」との弾んだ声で窓ガラスを拭くと、薄暗い山の上に青空が微かに見える。 
 温もりの布団を剥除けご来光を激写へ。瞬間待ちの間から日の出と共に拍手が沸く、赤く照らされた顔はみんな幸福に見えた。

朝日昇る  小屋の朝 富士山との出会い
南アルプス遠望 千曲川源流地標 ナメ滝

今日は昨日の稼ぎ分だけ楽々コース、まずは甲武信頂上へ。ラッキー!富士山が我々をお出迎え最高だ! 
 右に八ヶ岳、雲の間から瑞牆、金峰、遠く南アルプスが浮かんでいる。千曲川源流地点での手汲みの水は、遠く旅路の果て信濃川下流の我が新潟で水道に!そんな思いの一杯を味わった。10時過ぎ毛木平P到着、お疲れさん でした。    (おわり)

小屋主と集合写真 甲武信岳頂上