会山行紀行文

10.5.16（日） 　　　快晴

NO.35 　 唐松山・1079ｍ

参加者33名 （男18・女15）

1975　E／H

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊画像の一部は、2070　S／Fさんの提供です。

　　私は、晴れた日に越後三山を眺めるのが好きな山女です。（大した山女でない）この日は期待を裏切らず素晴らしい景色を堪能することが出来ました。
道が良くないためバスが一部林道に入れないで、３０分程林道歩きをすることとなりました。登山口迄歩くと越後三山がくっきりと美しくそびえたっていました。デカい・・・ようやく山登りです。

　タムシバの花咲く樹林帯の中を滝見台まで登ります。イワウチワ、カタクリ等も咲いています。めざす唐松山がくっきりと見えてきました。右側です。その左側が猫岩です。今日一番の難所・・・しばらく登ると滝が見えました。滝見台です。ここから見える越後三山はまた素晴らしい、荒沢岳その他の山々がくっきり見えます。稜線を過ぎた頃雪も出で来て、残雪歩きも楽しめました。

　今日一番の難所の猫岩を登ります。二箇所ですがスリルの有る所が有りました。猫岩をこえて少し行くと、リーダーより、「今日はここまでにします」との声、（頂上は踏めないのか？と、少しがっかりでしたが）「ここでリュックを置いて行きたい人だけ頂上に行ってきてください」・・・との言葉も終わるか終わらないかのうちに、リーダー自ら頂上に向かって歩き出したものですから、ほとんどの人が空身で、ついて行きました。頂上からの展望は、３６０度の大パノラマで、中越の山が勢ぞろいした様でした。

　名峰守門岳、隣に浅草岳、又少し目をやると、毛猛三山と未丈ヶ岳、等々です。この山の頂上に立てた事の喜びを、私だけでなく、皆さん味わった事でしょう。山頂を離れ、猫岩付近で楽しい昼食です。
　お腹いっぱい食べて元気よく下りました。怪我も無く、天気にも恵まれて、楽しい一日を過ごせた事に、リーダーに感謝したいと思います。ありがとうございました。　　　　　（おわり）