会山行紀行文 10.4.14(水)
曇りのち雪/雨のち曇り
NO.23
雪椿の道
参加者26名
(男9・女17)
1936 Y/M

コースタイム
  田上駅(7:30)……登山口(7:55)……護摩堂山三角点(8:35)……手取ケ淵の滝(9:25)……
 大沢鍾乳洞(11:2512:25)
……大登峠(13:15)……長瀬神社(14:15)……青海神社(14:15)
 ……加茂駅(15:00)

前日から一時的な冬型の気圧配置が続いているせいで強い風が吹き、午前9時までに上中下越の山沿いで最大5センチの降雪が予想されるとか……。そんな寒い日、下西新リーダーの初山行「雪椿の道」に参加しました。いただいた地図に「中部北陸自然歩道B−3」とあり、そんなルートがあることを初めて知りました。

中部北陸自然歩道」とは、自分の足でゆっくり歩きながら、中部北陸地域のすぐれた風景地を歩くことにより、豊かな自然環境や自然景観、さらには歴史や文化に触れ親しむ道で、中部北陸地域の各県(群馬県、新潟県、富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県および滋賀県の8県)を結んで整備された長距離自然歩道だそうです。一日に歩ける程度のルートを「一日コース」として区分し、それぞれのコースにコース名が設けられています。

 新潟県には北は山北町の「日本国・ロマンのみち」から南の青海町「地球の恵をまわるみち」まで43ルートあり、「雪椿のみち(護摩堂山〜青海神社)」は「B−2護摩堂山あじさいのみち」の終点と続いています。

 新潟駅6時46分発の電車に沿線のそれぞれの駅から乗り込み、田上駅に7時17分到着しました。
心配していた天気は風が強いものの曇りで、まずまずです。駅から護摩堂山登山口に向かって歩き、登山口から護摩堂山をひたすら登ります。その途中にザックを置いて、わき道を歩き護摩堂山三角点を見に行きました。

ザックを置いた地点からさらに1時間近く歩くと、「手取ケ淵の滝」に到着です。下へ下へと降りて行きますが、狭い道なので譲り合い順番に滝を見ます。

県道村松〜田上線を横切り、「大沢鍾乳洞」を目指し登ります。風は強かったものの落ちついていた天気が、小雨になったり、横なぐりの吹雪になったり、晴れ間になったりとめまぐるしく変わります。

ちょうど中間地点の大沢鍾乳洞に到着。寒いので風をさけて、屋根のある休憩所で昼食をとります。お腹を満たしたところで、大沢鍾乳洞に探検です。入口は狭く中は薄暗いので、ヘッドランプを頼りに狭い階段をおりていきます。

 冒険を早々に切り上げ、寒いので加茂駅を目指してあと3時間の行程に、すぐ出発です。途中であられが降ってきたりしましたが、これくらいなら問題はありません。
 モクモクと歩きます。大登峠を越え長瀬神社に到着。立派な社に手を合わせて無事を感謝しました。ここはもう街の中、加茂川に沿ってひたすら駅へと向かいます。川にかかった500匹のこいのぼりが強い風で泳ぎ私達を歓迎してくれていました。

 晴天ならどんなに素晴らしいコースだろうと、また秋の落ち葉を踏みしめて歩くのもいいなぁなどと思いながら、予定より1時間半も早く、乗る予定の電車より2本早い電車で帰宅となりました。
 リーダーをはじめご一緒した皆さんお世話になりました。楽しい山行でしたね。