会山行紀行文 10.4.10(土)
晴れ
NO.19  
岨巒堂山・751m
(しょらんどうやま・佐渡)
参加者35名
(男14・女21)
1862 Y/I

≪コースタイム≫
 新潟==フェリー==両津港=古峰神社(9:30).....岨巒堂山(11:45昼12:40).....古峰神社(14:00)=両津港=新潟

さすがにこの時期の佐渡のフラワートレッキング、人気があります。
リーダーを悩ます、35名もの大所帯になりました。カーフェリーは空いていましたので全く問題ありませんでしたが、ジャンボタクシーが足りません。4台頼んだのに2台しかあてがって貰えなかったとリーダーは困っていました。
 しかし、両津からはそれほど遠くありませんので、2台でのピストンで切り抜けます。このくらいは余裕のうち、皆の心は旬のお花に飛んでいました。

カーフェリーはいよいよ両津湾に入りました。

皆甲板に出てリーダーの説明で山座同定です。
 岨巒堂山はどれかな?。

ジャンボタクシーを降り、林道を少し歩くと古峰神社跡がありました。

これが登山口の目印なのかな。

沢沿いの道をしばらく歩きます。道の両側にはキクザキイチゲが雑草の如く咲いています。

きれいなお花ですが誰も見向きもしません。

このコースは、基本的には沢沿いを辿ります。

やがて目も覚めるような黄色い福寿草がいっぱい並んでいました。感激!

 もう1つリーダーが心配したこと、それは今年の残雪の多さでした。お花はもう里の道の両側から咲いていますので問題ないのですが、果たして頂上まで登れるかどうかでした。
 しかし、これも楽山会パワーの前には全く問題ありませんでした。足並みも揃っていて、全員難なく登頂しました。

さて雪割草はどこだ?と考える必要はありませんでした。

目の届く限り、ピンクや紫の色鮮やかな雪割草が所狭しと咲いています。

佐渡の雪割草は赤系統が多いように思いました。

白は全く無く、薄いピンクから濃いピンクまですごく鮮やかでした。

最初はあれもこれもとパチパチ撮っていましたが、あまりにも多くてそのうちうんざりして来ました。

 紫の雪割草も良いですね。

お花を見、残雪を踏み、岨巒堂山からの大展望を楽しむ。本当に贅沢な山行になりました。しかも、頂上下の尾根でお昼を食べている時に、ツアーの大所帯が登っていくのを目にしたくらいで、後はほとんど貸し切り状態のゆったりとした山歩きでした。

やがて残雪の雑木林を歩きました。今年は結構雪が残っています。

 お花と残雪の両方楽しめるのですから嬉しくなりました。

 そして残雪の中にも福寿草が顔を出しています。

 岨巒堂山の頂上に到着。
 感嘆の声頻り、何という素晴らしい景色なのでしょう。


 雄大な大佐度山脈を一望し、眼下にはなだらかな曲線を引く両津湾が広がっている。

皆さんもう無我夢中でしたがとにかく記念写真を撮りましょう。

このにこやかな笑顔を見て下さい。
満足いっぱいの贅沢な山行でした。

 帰りのカーフェリーも空いていて、楽しいお酒を戴きながら最後まで賑やかに帰って来ました。
めでたしめでたしの山行でした。                  (おわり)