会山行紀行文 10.2.14(日) NO.6  
松平山・954mm
参加者24名
(男13・女11)
1861 K/Y

 今冬一番の好天に恵まれました。新雪に覆われた真っ白な山肌と澄み切った青空、雪山はかくあって欲しい、そんな雪山を歩くイメージに思い焦がれていても、現実にはそうそう出会えるものではありません。
 でも今回は出会えたのです。前回こうした雪山の山行は何時だったのか、何処だったのか覚えがありません。過去幾多の山行の中でも、類稀なすばらしい山行でした。 

 雲が切れていて、今日は気持ち良く歩けると心も軽く、新潟駅を出発しました。でも、雪が深いので、松平山の山頂まではとうてい無理だろうなぁ、山葵山までが精一杯かなぁ、などと思っていました。
 でも、われら楽山会のラッセル力は強烈でした。ぐいぐいと深雪をものともせずに押して行きます。山葵山に着いた時には予定時間を1時間オーバーしていましたが、だれもが元気はつらつ、お天気も尻上がりに良くなっていきます。ひょっとしたら、ひょっとするかも知れない、とにかくタイムリミットまで、行けるところまで行ってみようと松平山に向かって進みました。

 30分ほど進んでみたら、思いのほか行程がはかどっていたので、行けるという確信が持て、あとは行け行けで山頂に到達しました。

≪コースタイム≫
  少年自然の家7:2010:25山葵山10:3512:15松平山13:3014:30山葵山14:4016:00少年自然の家

少年自然の家の脇でワカンを着け、出発準備。

少年自然の家の裏。

ここから尾根を右斜め上に上
がって行きます。

山葵山に向かう尾根途中のピークで、しばし小休止。

見晴らしが良く、五頭山がきれいに見えていました。


山葵山に向かう尾根。

この辺までは広くて、なだらかです。もう少し進むと、急激に尾根が立ち上がります。

枝越しに山葵山の肩部が見えています。

テッペンはこの肩部を越えないと見えません。
急傾斜のつらいラッセルがい
よいよ始まります。

山葵山を越え、松平山に向かって隊列はぐいぐい進んで行きます。

目指す松平山は前方のピークのはるか先です。

楽山会のラッセル跡。

この跡を歩くのは、雪が無い
無雪期の登山道を歩くよりも楽です。

松平山山頂の直前。

松平山山頂で昼食です。

4〜5人用テントを4張り背
負ってきていましたが、風も無い絶好の好天なので、
テン
トは張らずに周囲の眺望を楽しみながら、なごやかに昼食を摂りました。

松平山山頂から折居方面。

一番奥の白いピークが折居山、その手前が金鉢山です。

松平山山頂から飯豊方面。

真ん中の一番高いのが、大日でしょうか。今日は素晴らしいコントラストで周囲の眺望が楽しめました。

                                      (おわり)