会山行紀行文 | 09.10.31(水) | NO.112 焼峰山・1085m |
参加者23名 (男性14:女性9) |
1584 K/I |
≪コースタイム≫ |
登り始めの朝から天気は上々で気温も高く、半袖シャツでザックを担ぐ人も居る。加治川ダムからの登山道はずっと急登の連続で「グレードはBくらいだ」とリーダーに脅されていた通りではあったが、好天気に恵まれて全員が気持ちよく元気に登っていった。
コースの大部分が急登です。 | 真っ赤な紅葉の急坂を登ります。 | 続く急坂、クサリ場も何ヶ所も・・・・・。 |
花はもう終わってしまってお目にかかれないが、イワカガミやイワウチワウ等の葉が残っていて葉柄のところの葉がくびれているのが前者で、くびれていないで丸いのが後者であると詳しい人が説明していた。麓はまさに紅葉の盛りであったが中腹はもう終わっていて、急な斜面が少し緩んだ辺りでは、葉を落としたブナの林の中を、落ち葉をカサカサと音を立てて踏みながら歩いた。
紅葉に慰められながら登ります。 | 左端が焼峰山頂です。 | 焼峰の頭(かっち) |
やがて展望が開けてくると、右手には雲一つない秋空のもと蒜場山、大日岳と飯豊山に至る大きな山並みが迫ってくる。11時20分に”焼峰の
ここは1097mでご本尊の焼峰1085mより12mほど標高が高い、これも面白い話だ。
焼峰の頭への最後の急登。かなり厳しい! | 飯豊連峰・北俣岳が望めます。 | 焼峰の頭から焼峰山頂を望む。 |
焼峰の頭から15分ほど歩いて、ついに焼峰の山頂に着いた。近くには北側に二王子岳が、そして滝の連なりが光って見える。その右手に飯豊の山々、西側に五頭連峰がみえるが菅名岳、白山の方はかすんでいる。はるか南側に見えるのは御神楽岳だという。360度絶好の展望であった。山腹の紅葉も見事であった。
狭い山頂 | 二王子岳。手前斜面に七つ滝が見えます。 | 加治川を挟んで対峙する蒜場山。 |
山頂での集合写真。最高の秋を楽しんで、みんな満足です。 |
秋晴れの好天気も今日が最後、明日は雨が降り、来週からは気温もぐっと下がるという予報である。十分に秋日和を満喫してから滝谷口をめざして帰路についた。登りと較べてゆったりとした降り道であった。 (おわり)