会山行紀行文 | 09.10.10(土) | NO.98-1 尾瀬笠ヶ岳・2058m |
参加者25名 (男性9:女性16) |
1642 M/W |
*コースタイムと画像は、リーダーの1342・T/Hさんの提供です。
≪コースタイム≫ 新潟駅南口6:00=鳩待峠(9:25−9:40)〜オヤマ沢田代(10:53−11:00)〜小笠(11:50)〜 笠ヶ岳山頂(12:35−12:43)〜片藤沼(13:05ー13:30)〜咲倉沢頭避難小屋(14:35)〜1187m.ピーク(15:55) 〜湯の小屋温泉(17:20)〜新潟駅南口(20:40) |
新潟を出発する頃は雨雲の中でしたが、次第に晴れ間が見えて、尾瀬・鳩待峠に着いた時には台風一過の青空となりました。幸運に恵まれて総勢25名、至仏山登山口を元気に出発しました。
緩やかな登山道は白樺やダテカンバの紅葉も美しく、途中の見晴らしからは草紅葉の尾瀬ヶ原も見えて、歓声が上がりました。オヤマ沢田代を過ぎると、分岐に。ここで至仏山登山道と別れ、笠が岳に向かいます。
鳩待峠出発準備 | 目的の笠ヶ岳 |
晩秋尾瀬ヶ原と燧ケ岳 | オヤマ沢田代で休憩 |
オオシラビソの林の中のぬかるみを左右に避けながら、明るく開けた笹原の斜面に出ると、前方に笠ヶ岳、隣の小笠、更に谷川岳の雄姿が現れました。稜線の風を心地よく感じながら小笠の頂稜を通り過ぎ、山腹を大きく巻きながら笠ヶ岳の頂上直下に到着。最後の急登に挑み、大きな岩の間を縫うように20分ほどよじ登って山頂に着くと、素晴らしい大パノラマが待っていました。
至仏山分岐(湯の小屋まで12km) | 小笠と笠ヶ岳が近づいて |
至仏山、平ヶ岳、谷川岳、日光の山々がいくらか赤みを帯びて広がっています。
登頂の喜びと至福のひと時を過ごし、名残惜しくも下山。冷たい風を避けて片藤沼の脇で賑やかに昼食。暖かいお茶がおいしい時期になりました。
雨雲が出てきて早めに腰を上げ、いよいよロングコースの下山開始となりました。
水上側に下る”湯の小屋コース”は人も少なく、すれ違った人は男性2名のみ、低木の緩やかな道は落ち葉でふかふか、心弾む山道でした。が、程なく終わり、深い樹林帯に入ると、一転して急坂、急降下の連続。濡れた落ち葉と、ゴツゴツと飛び出た木の根は滑りやすく、何度も足を取られながら、必死で前に続<こと2時間あまり、ようやく林道終点、ワサビ平に到着しました。
笠ヶ岳山頂目指して | 山頂集合写真 |
林道歩きにホッ!としたのも束の間、脇にそれて登山道に入り、アッツプダウンを繰り返します。林道に出て、再び登山道へ入りました。足も上がらない程の疲れの中でしたが、ブナの樹林帯は青々と美しく、”いつかまたゆっくり訪れたいな〜”と、思いつつ夕暮れの道を急ぎます。
5時前、湯の小屋温泉にようやく到着。 天候にも恵まれ全員無事下山しました。
片藤沼 雲が覆いかぶさって | フカフカ落ち葉の絨毯 |
漸く林道に出る(更に何度か登山道と林道を繰返す) |
リーダーを始め同行の皆様、和やかで楽しい山行ありがとうございました。
湯上りのビールも最高でした。 (おわり)