会山行紀行文 | 09.06.20(土) 晴れ | NO.46 | 疲れたが、達成感一杯! | |
鬼ヶ面山・浅草岳(1586m) | 1947 T/Y |
≪参 加 者≫ 24名(男9:女15) |
空梅雨もようの今年ですが、今日は絶好の登山日和!
六十里峠登山口から鬼ヶ面山へ向かって登山がはじまりました。南岳あたりまでなだらかな刈払いされた気持ちよい登山道が続き、ズクナシのピンク色の花トンネルです。足元に眼を移せばサンカヨウ、ツバメオモト、マイズルソウ、コケモモ、ゴゼンタチバナと全部白い花ばかりでした。
(鬼ヶ面はもうすぐだ、がんばって!) (鬼の山頂は意外と狭い。面はどこだ?)
(鬼の面がありました) (1986m 浅草岳到着!)
高度を稼ぐと何の花に会えるか、期待を抱きながら鬼ヶ面山に到達。畳三畳ほどの鬼の顔?
ここから更に浅草岳を目指して登ります。眼下に田子倉湖を見ながらの眺望抜群の尾根コースと喜びもつかの間、両サイドは断崖と北岳から前岳までアップダウンの連続。姫サユリはつぼみでしたが、満開のサラサドウダン大樹と残雪からの冷たい風に励まされ、浅草岳の山頂に立ちました。
(山頂にて全員集合!) (つづら折りの下山道、剣ヶ峰で一息)
このコース眺望は申すまでもありませんが、ネズモチ平からの合流点まで階段も木道もなく、枯れ葉を踏みしめ高山植物をかき分け、ウグイスの鳴き声を耳にしながら、久しぶりに自然の登山道に出会えました。
浅草岳山頂は越後三山や、遠くは尾瀬の山々の眺望を手にしながらの昼食は巻き絵中、山頂に立った登山者だけの特権です。
(あそこの山頂から一気に駆け下りた) (福島県に無事到着!ここからの登りはきつそう)
下山コースは標高差1000mを一気に駆け下りる急勾配の続く道。
つづら折の連続であり、ロープ頼りの急勾配や落ち葉のジューウタンに足を取られ、只見沢登山口に到着した時は24名全員精魂すべて使い果たした状態でした。しかしながら、下界では決して味わう事のできない達成感と、体力のすべてを吐出した心地よい疲れを体現できた、満足な登山コースでした。
この山行を企画された、リーダーのT氏に感謝!。 (おわり)