会山行紀行文  09.05.21(木) NO.T21 一盃山でカンパ〜イ!
一盃山・856m
47 Y/K

                                                  *画像提供は1633 S/Sさんです。

水野美智子リーダーさん企画のトレッキング「一盃山」の山行に参加した。
遠くから見ると盃を伏せたような形に見えることからこの名が付いたらしいのだが、いかにも酒好きな人の気をくすぐる様な山名が面白い。
31名を乗せたバスは新潟を発と磐越道を会津路へと快走する。途中、会津磐梯山を横目に見て高速を小野ICで降りる。
一般道の小野〜田母神線をしばらく走り、道路標識に沿って右折、柿の木登山口に着いた。
 
思い思いに軽く体操をして、」愈々リーダーさんを先頭に、ラストを斉藤昭三リーダーさんにお願いして歩きだす。しっかり踏まれた道を緩登するが、今日は大分気温が上がったらしく、忽ち汗が噴き出してくる。
「水を飲んでくださ〜い」というリーダーさんの呼びかけで水を飲み、上のシャツを脱いで薄着で登る。このように暑い日は熱射病に要注意である。
 
暫く行くと杉林の木陰の道に入り、わずかに風が感じられて、ホッとする。
”音の岩”へ1.5Kmの標識で休憩をとり上級コースを右に分けて、ひとしきり電光型の急登を喘ぐ。砂利道の林道を横切って階段状の登りを稼ぎ、ウグイスの囀りに励まされて登るうちに、つつじの花に迎えられて一盃山の頂上広場に着いた。
 
 季節はまさに万緑の候、穏やかに広がる展望とつつじの花を肴に、まずはこの山の山名にあやかって缶ビールを一盃! このように健康で山の自然に親しめる幸せに感謝である。
下山は”音の岩”の見晴らしから右に折れて、黒甫(くろほ)の集落へと一気に急降下した。       (おわり)