会山行紀行文  09.04.05(日) 春の集中登山
八枚沢Aコース
弥彦山・634m 1972 F/N

予報は晴、バスにおいて行かれると悪いので、勇んで10分前には、待ち合わせ場所に到着、予定時刻を約5分遅れて出発しました。

登山口には、栃木や長野等他県ナンバーの車もちらほらとみられます。
 我コースは、男6人、女性6人の12名で、入念なストレッチの後、9時50分登山開始です。まずは、カタクリ・ユキワリソウのお出迎えを受け、途中ヤマザクラ・シュンラン・スミレ・黄色のナツボウズ等の花が見られました。途中3〜4回の、丁度いいタイミングでの小休止、名リーダーの細かい気配りのおかげで、それほどの疲れもなく、楽しく快調に11時10分山頂奥の院に到着しました。
 
 途中すれ違う登山者には、県外の方も多く、弥彦といえば、県内では最もポピュラーで平凡な山の様に思いますが、海のない県の方にとっては、海が丸見えで、花も豊かで多くの魅力を持った山なんでしょうね。頂上は、どんよりとした曇り空で、本部の判断で全員バスで下山、途中ハンググライダーの基地には、いっぱいのハンググライダーがありました。

 弥彦村のきれいな体育館サンビレッジにての昼食となります。会長のカンパーイの一声で昼食?開始です。昼の情景は、いつもの様に言わずもがなで、楽しいひと時を過ごし、だいぶ早めの帰宅となりました。

 市内は1日中晴天だった様ですが、夕方のニュースでは、弥彦のテレビの電波塔に、あのハンググライダーがひっかかり、経験20年のベテランライダーが死亡したとの事。

 行きのバスの中で、事務局長より急に紀行文の依頼があり、つまらない拙文となりましたが、帰ってからメールを見ますと、ちゃんと3日に各コース毎に紀行文の依頼者が決められていたのに見ておりませんで失礼致しました。

 十数年前に、このコースを下りてきた時には急斜面に、一面のユキワリソウ畑の中を注意しないと踏みつけてしまいそうな程に咲いていたように思われますが、今は長い階段が設置されており、前とだいぶ印象が変わった様に思いました。

 蛇足ながら福岡県の英彦山と兵庫県の雪彦山とで、日本三彦山と言われております。英彦山には登ったので、そのうち雪彦山にも行ってみたいと思っております。

 私は07年末の入会で、昨年の春の集中登山では、バスの中でも誰も知っている人はおらず、皆の和気あいあいとした会話の中、自分は何年位たったら仲間に入れるんだろうと思っていましたが、昨年新人研修も入れて11回の山行と、今年の総会懇親会でだいぶ話せる人も増え楽しくやらせてもらっております。
 今後は脚力を鍛えてグレードの高い山にも迷惑を掛けずに、ついて行ける様トレーニングをしなければといつも思っているのですが、夜になると飲んでしまうし、なかなかままならないものです。