会山行紀行文  2009.3.15(日) NO.11
春の息吹と祝瓶山展望!
白太郎山・1003m 1927 Y/K

                                       *写真提供は、1667 A.S さん、1862 Y.I さん です。

 3月15日、荒天も心配されましたが、予報は曇りで、予定通り「白太郎山会山行」が実行されました。
この山で会山行が実施されるのは、今回が初めでしたが、参加希望者34名を全員受け入れてくれたリーダーに、まず感謝致します。
マイクロバスと自家用車4台に分乗して、道の駅・加治川に6:50に集合です。私は、西蒲地区の仲間の車に分乗し、4人一緒に集合場所に向いました。冬の山行、初心者の私は仲間からワカンを貸して貰い、当日に備えました。
集合予定時間前に、マイクロバス、自家用車4台が終結。点呼、会計を済ませ互いに挨拶を交わして、目的地の山形県小国町の白太郎山(1,002.8m)へ向いました。
前日の荒天で、山形県に入ると道路に積雪も見られましたが、順調に目的地に着きました。

この白太郎山は登山道が無く、標識もありません。8:45、おもむろに路肩より斜面に取り付きました。
今回は、ワカン、スノーシュー班とスキー班を編成しましたが、各班同時に出発です。
私は、ワカンを付け、1班の班長として参加しました。
途中の休憩毎に、順番に各班が先頭に出て、ラッセルしながら新雪の積もったブナの林を進んで行きました。

スキー班も、追いつき追い越し、また追い越されしながら、気持ちの良い雪原を登っていきました。
長い隊列は、終始歓談の声が聞こえ、共に新雪のブナ林を満喫しました。
林の中では、マンサクの花も見つけ、早くも早春の息吹を感じることができました。
標高700〜800mあたりから風が強くなりましたが、雲は多いながらも青空も見えます。でも寒かったー!!!

予定より1時間も早く山頂に到着しました。
正面には祝瓶山の大展望です。 来て良かった〜!!!
山頂は強風のため、記念写真を撮って、早々に下山しました。
風当たりの弱そうな場所でお昼としましたが、風が冷たく、手がかじかんで箸が持てませんでした。
60分の予定を切り上げて早立ちとしました。

12:25、リーダーの「班にこだわらず自由に降りてよい」との一声で、皆一斉に下山開始、駆け下りました。
尻餅をついても汚れない、楽しい楽しいダウンヒルでした。

13:00、予定よりも90分も早く下山してしまいました。
おかげで、迎えのバスがまで来ていません。マイクロバスは“白い森交流センターりふれ”で駐車しているので、自家用車組みが連絡に走りました。
皆は“りふれ”で汗を流しましたが、私達自家用車西蒲組みは一足早く帰路につかせて貰いました。
いろいろ計画、実行してくれたリーダー始め、サブリーダー、班長、会計さん、そして会員の皆さん方に感謝致します。
お世話になり、本当にありがとうございました。

祝瓶山です。飯豊、朝日は雲の中、しかしこの
山はバッチリ見えました。
この山なんの山? 鷲ケ巣山で〜す。
こんな大勢で白太郎山に登るのは前代
未聞?? でも楽しそう。
全員集合〜、しかし一人居ません。カメラマン?
窪みに避難したようですが、そこは風の通り道
ですよ。お〜お寒〜い。
奮闘するLLとSL。頑張ってね!
70歳代のベテランスキーヤー。恐れ入ります、
そのパワーを分けて下さい。
颯爽と滑り来るO氏、しっかりカメラに収めました。
次の瞬間、雪庇に突っ込んだ。あ〜あ。本当は
衝撃的1枚を載せたかった。
紅一点のスキーヤー。皆さん、こんな姿は普段見れ
ませんよ。