会山行紀行文 | 2009.3.12(木) | NO.10 |
三角点を訪ねて登ったり下ったり | |
角田山三角点八ヶ所巡り | 1342 T/H |
*1667A/Sさん、 1919K/Sさんからも写真提供あり。
楽山会会員で無くても、誰もがお馴染みの角田山(481.7m..)を山頂とする山塊には、あまり知られていないが、2等から4等までの三角点が8箇所もあるのだ。一日で、その全ての三角点を確認し、タッチするのが今回の目的である。
この企画は、元会員リーダーF・T氏(通称”文さん” 現在、長野市在住)が平成7年に始め、以降10年迄4回連続3月初旬に実施されたのだが、長野市への移住により退会。以後11年からは、現在の1539 S・T氏が、引継ぎH12、H14、H17、H20、そして今年と計10回、一般山行として実施。小生はそれに全て参加している。
以前は、雪に埋まった三角点を見つけるに苦労したこともあったが、暖冬化で近年随分様変り。
(参加者) 計21名(男性7名・女性14名)
天気は晴れているものの、時折乾いた粉雪が舞う久々の寒い朝で、集合場所の角田浜駐車場にも容赦なく冷たい浜風が吹きすさぶ。
リーダーの挨拶・指示を受け、海抜0m波打ち際から灯台へ急な階段を登る。最初の三角点は、灯台から先のピークに有る@灯台三角点(4等)だ。登山道から脇へ2m程離れているので意外と知らない人も多いだろう。
次に目指すのは、一旦下り、登り返してのA小浜三角点。
そして.台コース合流点から再び、五ケ峠へ下ってのピークB五ヶ峠三角点。そこから登り返しC山頂三角点。
これで4個、半分だ。
山頂からは、福井コース(ホタルの里)を下らねばならない。五りん石コース、山ノ神コースを脇目にズンズン下り、チョッピリ階段登れば、D福井三角点。
さてこれから山頂まで約1,7キロ戻らねばならない。山頂手前の急登では、息を切らして苦しげな様子が見られる。さぁ再び山頂だ。少し遅めのお昼をとることに。
6個目はE観音堂三角点(2等)春ウララ 天気は、予報通り好転。観音堂前広場で、ゆっくり1時間掛けての大休憩。毎度のことながら、自慢の手料理がドンドン回ってくる。腹も満たされ、白山、残雪の粟ヶ岳を目に焼き付け、残り二つを目指すため、三度山頂へ。
長者ヶ原からは湯の腰コースを辿り、直ぐに左折し、角田山にしては、要注意箇所である宮前コースの痩せ尾根を下るのだ。鞍部から少し登りかえしてF宮の平三角点
これで残りは1個なのだが、今回はリーダーが参加者に特に気配りし、お花見コースに変更だ。丁度折良く、白、紫系、ピンク系の大小さまざまなユキワリソウのオンパレードだ。最後の三角点一個は、駐車場に戻り、車で宮前コース登山口駐車場へ。車を降りて雑草分けて数分すれば、8個目のG宮前三角点(3等)。
これで予定終了。
リーダーから乾パン配られ、乾杯ならぬ カンパ〜ン!で締めくくり。
リーダー&参加者の皆さん、たかが角田、されど角田。
歩き甲斐もあり、花も満喫の楽しい山行、お疲れさま。(おわり)